e5.虫の声

2011年10月13日 (木)

【夏缶36-5】猫のはなちゃん&なみちゃんのお留守番(虫の声、猫のゴロゴロ・寝息)


音声 8'20"

今回は、秋の夜中の留守番です。午前 1時前、少し開いた窓の隙間から、ひんやりとした空気とともに流れ込んでくる、秋の虫の声。野外で聴くのとは違って、窓の方向だけからの控え目な声です。

猫のはなちゃん が他界した今年の秋はひとり、止まったような時間の中でそれを聞くことになるのだろうな、と思ってました。でも、今ここには、はなが会わせてくれた 黒猫のなみちゃん がいます。猫が居てくれるだけで、こんなにも時間が流れ出すんですね。それを音にしてみました。

とは言っても、さすがにコレはマニアック過ぎました。猫好きな方でも、他人の飼い猫のゴロゴロや寝息を聴いて楽しいかどうか。ましてや、猫などあまり好きでない方がそれ聴いてどうなのよって・・・ねぇ?

ぶっ飛びすぎた企画でホントすみません。ただ今回は、通常録音対象になる訳ないほど小さい音を、RODE NT4 と KORG MR-2(Mic Sens を "HIGH" に設定) でどこまで録れるかの実験でもあります(なんて言い訳っぽいですね)。マイクとなみ&私の距離は 50cm くらいです。ゴロゴロや寝息がこれくらい録れれば充分かなと思います(録音者の技量は置いといて)。

音声ファイルの最初に「ぴ、ぴゃぴゃ」って聞こえるのは、なみの声です。それで私の膝に乗ってきて、4分20秒目くらいまでゴロゴロ言ってて、そのあと眠ってしまいました。・・・結局は飼い主馬鹿丸出しですね、、、ごめんなさいっっ
(と言いながらちゃっかりお勧め記事にしちゃいました)

【大事な追記】
録音結果に、最初から最後まで、僅かながらずっと連続音が入っていますが、隣の空調室外機の音だと思います。実際、録音中に自分の耳で、その音がしてたことはちゃんと確認しております(それが猫のお留守番シリーズの弱点なんですね)。NT4 や MR-2 の問題では決してございませんので、同機のファンの方々、どうぞご安心下さい。

機材:RODE NT4(マイク)/KORG MR-2(録音機)


はなの声(同じ音声を毎回再掲載しています 0'10")

2010年10月 3日 (日)

KORG MR-2 内蔵マイク vs RODE NT4

音声(MR-2内蔵マイク) 3'27"
音声(RODE NT4) 5'18"

KORG MR-2 の内蔵マイクと RODE NT4 を比べてみました。

場所は 【春缶22】とほぼ同じ、関東鉄道龍ヶ崎線 入地駅から龍ヶ崎駅に向かって1つめの踏切のところです。日没の少し後、辺りは次第に暗くなり、虫の声がします。

MR-2 のマイクもなかなか良いなと思っていたのですが、直接比べてみると、やはり音質もステレオ感も、さすが NT4 という感じでした。

狙って録ったわけではありませんが、虫の声は、ステレオ感のチェックにちょうど良かったです。前方中央でたくさんの虫たちの合唱が、左と右では控えめなソロが聞こえます。NT4 ではそのいずれもが左右に十分に広がっているけど、MR-2 の内蔵マイクではかなり中央に集まっています。NT4 版のあとに内蔵マイク版を聞くと、ちょっとモノラルっぽいとさえ思います。(前の記事では違うこと書いてごめんなさい。ここまで違うとは思ってませんでした。)

音質の差は、マイク自体にかけたコストがちがうので仕方なく、MR-2 は十分健闘していると思います。ですが、このステレオ感の差は・・・やはりマイクの左右がオープンになってないのが影響していないでしょうか? マイクの左右に支柱があるのは、マイクを縦に 210度回転させるためだと思います。それは録音時の MR-2 のセッティングを楽にします。でも、1bit 録音を望んで MR-2 を買う人が、多少のセッティングの苦労を免れるために、ステレオ感を犠牲にしたがるでしょうか。この点はとても残念です。MR-2 は、その全身が「良い音を記録する」ためにあるはずなのに、そこだけコンセプトが違う気がします。

とはいえ、MR-1 から乗り換えたメリットは十分にありました。特に単3充電池2本で長時間動作するのはありがたいです。実は MR-1000 にしちゃおうかなーという考えもありましたが、高価だし、単3充電地8本というのも大変です。

MR-2 は、内蔵マイクのステレオ感が弱いのと、バランス型入力ができない点(通常の録音では差は出ないでしょうけど、電気的なノイズの多い場所ではやはり安心かと)、せっかくの 1bit 録音を活かし切れてないと思いますが、それでも外部マイクを使う限り、私にとってはコレが一番です。

【追記 2010/10/05】
MR-1 から乗り換えた、もうひとつのメリットに言及するのを忘れました。MR-2 ではマイク感度 "Mic Sens" を、Low, Mid, High の3通りに設定可能です。MR-1 のマニュアルでは "sens" で検索してもヒットしないので、多分、MR-1 では設定できなかった項目です。
MR-1 に NT4 をつないで大きな音を録音すると、録音レベルを調整してもどうにもならず音が歪んでしまうことが多かったです。MR-1000 ではマイク端子の横に "GAINスイッチ" があり、Low, High の2通りに設定可能です。多分これを使えば、音が歪む問題を解決できるだろうなと思ってました。MR-1000 を一番うらやましいと思っていたのがこの点でした。アッテネータを使えばもしかしたら同じなのかもしれませんが、私はこの点よく知りません。まあ製品に付いている機能なら間違いはないだろうと考えてます。 MR-1 + NT4(特にアンバランス型接続時) では結局上手に録れなかったバンド練習や飛行機の離陸音を、MR-2 + NT4 ではどう録れるのか。試すのは少し先になりますが、楽しみです。

■RODE NT4(マイク) - Sound House
RODE NT4(SoundHouse)

■KORG MR-2(録音機) - Amazon

2010年9月29日 (水)

KORG MR-2 試し録り(2) 常磐線の踏切(夜中、虫の声)

音声(常磐線の踏切、夜中、虫の声) 8'27"

先日に続き、KORG MR-2 の試し録りをしました。今晩は野外録音です。やはり風対策はしていませんので、風に吹かれた音がします。すみません。

これはついさっき、日付で言えば昨日の23時55分頃に、自宅に近い踏切で収録しました。ちょうど1分めと5分目に下り列車が来ます。最初は通勤電車の多分終電で、次が貨物列車です。虫の声が聞こえます。

録音のレベル設定はテキトーですので、このファイルを MR-2 のノイズの多い少ないの参考にはなさらないで下さい。ちゃんと追い込めば、もっとずっと S/N 比を稼げると思います。

機材:KORG MR-2(内蔵マイク使用)

2009年9月22日 (火)

【秋缶28】成田空港 Rwy16先 さくらの山公園(虫の声)

写真のページ 音声 34'47"

日が暮れたばかりの成田空港のメイン滑走路先の さくらの山公園 で、飛行機の音と虫の声を収録しました。収録場所は【夏缶1】のときと同じです。この時間は南向きに離着陸していました。

やはり虫の声はちょっと耳にきついかもしれません。音質や音量を調整してお聞きになってみて下さい。

機材:RODE NT4(マイク)/KORG MR-1(録音機)

2009年9月10日 (木)

【秋缶27】関東鉄道常総線 騰波ノ江駅 その2(始発列車・虫の声)

写真のページ 音声 43'51"

騰波ノ江駅で、始発列車の音と虫の声を収録しました。明け方はけっこう寒かったです。

機材:RODE NT4(マイク)/KORG MR-1(録音機)

2009年9月 9日 (水)

【秋缶27】関東鉄道常総線 騰波ノ江駅 その1(最終列車・虫の声)

写真のページ 音声 10'53"

騰波ノ江駅で、最終列車の音と虫の声を収録しました。

機材:RODE NT4(マイク)/KORG MR-1(録音機)

2007年9月22日 (土)

【秋缶6】 関東鉄道常総線 騰波ノ江駅(夜・虫の声)

写真のページ 音声 26'00"

夜の騰波ノ江駅で、上りホームで収録しました。残暑が続いてますが夜には虫の声がして少しづつ秋らしくなってきました。

機材:RODE NT4(マイク)/KORG MR-1(録音機)

無料ブログはココログ