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2011年9月 6日 (火)

黒猫のなみちゃんがうちの子になるまで(8) 居ましたか!?


なみちゃんが捨てられた雑木林から「その場所」を望む(9月5日撮影)

その場所を通り過ぎる時、「あれ?」と思いました。
車で雑木林からコンビニへ向かう途中のことです。そこは電車車庫の正門で、守衛所の外で警備の方が朝の掃除をしていました。でもそのときは、何を「あれ?」と思ったかよく分かりませんでした。

コンビニに着き、会計のとき店員さんに。
「すみません、黒い猫がこの辺りにいないですか?探しているんですが。」
「はあ、見てないですねえ・・・」
まあ仕方ないよね、と車に乗ったとき、さっき「あれ?」と思ったことを思い出しました。何をそう思ったのかなオレ?

車や歩きでなみちゃんを探してるとき、ずっと『自分がいまのあの子だったら、何処へ行く?いまこの景色はどう見えてる?』って考えてました。そうだ、あの電車車庫、うちの事業所に似てない?

敷地の広さも建造物の密度も、この車庫の方がずっと広々としてるけど、アスファルトで敷き詰められた敷地、数階のコンクリートの建物、スーツや作業着の人等に、あの子はうちの事業所と似た雰囲気を感じるんじゃないかなと思いました。

どうせ空に違いない箱を開けてみる気持ちで、電車車庫に戻ってみました。こんな朝に守衛所の前に車を停めるなんて怪しいけど。警備員さんを訪ねました。
「あの、黒い猫って見ませんでしたか?」
「え?あーなんか居ましたよ。」
居ましたか!?」(ちょっと声が大き過ぎました。)
そこへ技師さんらしい方が自転車で現れ、警備員さんが聞いてくれました。
「ねえ、猫居ましたよね?黒いの。」
「ああ、居た居た。なんか逃げないんだよ。」

追いついた!と思いました。

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